
らせんBR型
スパイラルシュートとは
スパイラルシュートとは、荷物を高所から低所へ搬送するらせん状の物流機器です。
柱の周囲にすべり面をらせん状に配置するため、直線的なすべり台とは異なり、スピードを落とすための長さ・角度を確保しながらも最小限のスペースで設置でき、限られた空間を有効活用できます。シンプルな構造で、効率的かつ安全な垂直搬送を行います。
電気やモーターなどの動力源ではなく重力のみで荷物を滑らせるため、ランニングコストを抑えられ、停電時用の緊急搬送器具としても用いられます。メンテナンスの負担が少ない点も導入される理由の一つです。

スパイラルシュートの使用用途
1. 多層階倉庫・出荷バース(物流倉庫)
複数階層を持つ物流センターや工場で、上層階から下層階へ荷物を降ろす用途に使用されます。エレベーターを利用する場合、カゴ車への積み込みや扉の開閉による待機時間が発生しますが、スパイラルシュートであれば連続的に運搬できます。
大量の在庫を保管する倉庫など、短時間で多くの荷物を移動させる必要がある現場で活用されています。
物流倉庫の出荷バースにおいても、高い位置のコンベヤからトラック積込の出荷口まで荷物をスピーディーに搬送できます。

2. 製造ライン
工場の上階を通る搬送ラインから下階の作業台へ荷物を降ろすなど、高さの異なるライン同士を接続する場面でも活用されます。
スパイラルシュートを用いることで滑降速度を抑え、衝撃を緩和しながら次工程へ受け渡します。

3.防災倉庫・備蓄倉庫(災害時の緊急物資供給用)
災害が発生するとエレベーターやリフトが停止し、上階に備蓄している防災用品を人力で階段搬出しなければならない場面が発生します。
スパイラルシュートがあれば、荷物を投入するだけで安全に下階へ運ぶことができ、限られた人数でも短時間で大量の物資を搬出できます。避難動線を妨げず、物資搬出と人の避難を同時に進められるため、学校・病院・公共施設など、迅速な対応が求められる現場で特に有効です。
停電下でも確実に機能し、備蓄品の供給を途切れさせない“電源に依存しない搬送手段”として、防災計画に組み込む価値の高い設備といえます。

4. 病院・介護施設(医療廃棄物・汚物処理用)
病院内や介護施設などで発生する感染リスクのある廃棄物や汚物を各フロアから滑らせ、施設内の収集場所へ直接降ろす用途でも活用されます。
施設全体の動線改善と作業時間の短縮によりスタッフの負担を減らすとともに、廃棄物処理をスムーズに行うことで、感染リスクを大幅に低減させ施設全体の衛生管理に役立ちます。

製品情報
直線・カーブ・らせん式など、お悩みに合わせて設計から施工までお手伝いいたします。
- スチール製
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Point600色からお好みの色をお選びいただけます
日塗工色見本より1色
すべり面はステンレス
- オールステンレス製

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Point耐食性に優れています
材質オールステンレス製(SUS304)
塗装色オプション
お気軽にお問い合わせください。



